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パンケーキスワップV3の変更点と注意点(価格レンジ設定)

この記事では、PancakeSwap が V3 になって変わったことと、それにともなって注意する必要があることなどを解説していきます。

・ステーキングの効率が上がって、やり方によっては報酬が高くなった。
・PRICE RANGE(価格の上限・下限)の設定には注意が必要。

最後まで、お付き合いいただければ幸いです。

2023年4月3日にパンケーキスワップ(PancakeSwap)のバージョン3(V3)がローンチされました。

パンケーキスワップV3の変更点

大きな変更点は、下記の通りで
要するに、スワップ手数料が安価になって、
より高いステーキング報酬を得れるようになっています。

・取引手数料が4種類へ変更。(一律0.25% → 0.01%、0.05%、0.25%、1%)
・流動性供給する際にプライスレンジ(価格帯)を設定できるようになり、資本効率が向上。

・見た目(UI/UX)も使いやすくバージョンアップしています。

ただ、実際に触ってみると気になる点もありました。

パンケーキスワップV3の注意点

価格帯(PRICE RANGE)の設定

ユニスワップV3(Uniswap V3)と同様に、流動性を提供するときに
価格のレンジ(上限と下限)を設定できるようになりました。

デフォルトのレンジ設定のまま流動性追加をすることも可能ですが
価格変動の大きいペアの場合、価格がレンジから外れてしまい
稼げなくなってしまうこともあるので、注意が必要です。

自分の場合、3つのペアでファーミングしてるのですが
CAKE-BNBCAKE-BUSDはデフォルトのレンジ設定で問題なくファーミングできたのですが
BNB-BUSDペアのみ、デフォルト設定ではすぐにレンジを外れてしまいました。
なので、今は上限下限の幅をだいぶ広げて設定して、問題なくファーミングできるようになりました。

レンジが狭い方がステーキング報酬が高くなりますが、
レンジを外れると稼げなくなります。
レンジを広げるとステーキング報酬が下がるので、
どのレンジがちょうど良いか探って設定する必要がでてきます。

通貨ペアによって、レンジも変わるので、
初めてDeFiを触る人は難しく感じてしまうかもしれないです。

おそらくステーブルコインのペアなど価格差が大きく動かない場合は、レンジを狭くしておいても問題なさそうですが、そうでない場合はある程度レンジを広くしておいた方が良さそうな印象でした。

これから導入予定の新機能へ期待

「v3ポジションマネージャー」という価格レンジ調整機能が導入される予定のようなので、この機能が導入されると上記の注意点は、気にしなくても良くなるかもしれないですね。

ポジションマネージャーが2023年10月末にリリースされました。
通貨ペアを預けるのではなく、1通貨を預けることで利用できます。

例えば、WBNB-CAKEにステーキングする場合、
今までであればWBNBCAKEの2つの通貨を用意してステーキングする必要があったのですが、
WBNBだけ用意してステーキングするとWBNB-CAKEにステーキングできるという形です。
そして、V3で面倒だったレンジ調整を自動でやってくれるので、これで基本放置で大丈夫ですね!

パンケーキスワップについて

パンケーキスワップとはBSC(BNBチェーン)上で動作する有名なDeFi(分散型金融・DEX・AMM)のひとつです。

主に、スワップ機能を利用して仮想通貨同士を交換(両替)したり、
ステーキング機能を利用して仮想通貨を預けて手数料の一部を受け取ることができます(投資してステーキング報酬をもらえる)。

ステーキング機能の種類

・流動性の提供(Liquidity)

 「2種類のトークン」を預けて稼ぐ 

 → 預けたトークンで手数料をもらえる
 → LPトークン(NFT)が発行される

・ファーム (Farms)

  「LPトークン」を預けて稼ぐ 

 → CAKEをもらえる

・プール (Pools)

  「1種類のトークン」を預けて稼ぐ 

 → CAKEをもらえる
  ※CAKEを預ける場合、一定期間ロックすることで利回りが高くなる
   増えた分も自動で再ステーキングされる

DeFiでの稼ぎ方をざっくり解説(PancakeSwap、Uniswap V3 – Polygon)

さいごに

DeFiはまだまだ新しい金融システムです。トレンドも変わりやすいので、最新の情報を入手することが大切です。

↓ガス代に使う基軸トークンとCAKEの現在価格

最後に、自分が使っている取引所を紹介しておきます。
取引所の開設がまだの方は、紹介コード(招待ID)を使ってもらうと、普通にサイトから登録するのと比べると、特典がある分、お得に登録できると思います。

国内仮想通貨取引所

自分はビットフライヤー(bitFlyer)を使っています。
https://bitflyer.com/
ビットフライヤーだとリップル(XPR)の送金手数料が無料なのと、少額で仮想通貨の積立ができるので、自分はメインで使っています。

bitflyer

海外仮想通貨取引所

自分はバイナンス(BINANCE)を使っています。
国内取引所では入手できないトークン(BNBなど)の購入に利用してます。
https://www.binance.com/ja

BINANCEの招待ID(手数料10%オフ)

招待ID: L9MPSZPW
取引手数料がずっと10%オフになります!

仮想通貨ウォレット

自分はソフトウェアウォレットのメタマスク(MetaMask)を使っています。
PCではChromeのブラウザ拡張機能で、iPhoneではアプリ版を使ってます。
https://metamask.io/

投資は自己責任です。暗号資産(仮想通貨)は価格の変動リスク以外にも、騙されて盗難にあったり、操作ミスをして暗号資産を失うリスクもあるので、自分でよく調べてから投資をしてください。


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