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今読みたいITマンガ「王様達のヴァイキング」

◾️今読みたい「IT業界」x「サスペンス」マンガ

「ロシアのウクライナ侵攻」がはじまってしまい、テレビや各種メディアは「新型コロナ(COVID-19)」のニュースから、一気に「ロシア・ウクライナ関連」のニュースに変わりました。
そのニュースなどでロシアの「サイバー攻撃」についても話題にあがっていて、この漫画「王様達のヴァイキング」を思い出しました。
漫画の中では色々なサイバー攻撃やクラッキングによる犯罪が描かれているので、セキュリティを考えるのにも役に立ちそうです。

出典:「王様達のヴァイキング」コミックス7巻より
出典:「王様達のヴァイキング」コミックス7巻より

さえない天才ハッカーが、エンジェル投資家と出会い、さまざまな問題や事件を、得意のPCやプログラミングを使って解決していく成長物語です。
作中に出てくるベンチャー企業や、サイバー攻撃なども、実際にある(起こっている)ものを参考に作られていると思われ、とても勉強になり、IT関連の知識も増えます。
近い環境で働いている人などは、共感できることも多いんじゃないかと思います。 
ぜひ読んでみてください。おすすめです。

ジャンル 青年漫画
連載期間 2013年〜2019年
掲載紙 ビックコミックスピリッツ(小学館)
作者 さだやす先生
「アフタヌーン四季賞2006」受賞。『第66回小学館新人コミック大賞青年部門』入選。本作が連載デビュー。
ストーリー協力 深見真先生
小説家・脚本家。アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」脚本。
さらに現役エンジニアはやとさん、mayahさんが技術協力。

全19巻(完結)

もちろん電子書籍でも読めます。
ebookjapanは、アプリでなく、ウェブサイトからPayPayで購入するとポイントをお得に貯めれます。
(金曜日が特にお得です。)

◾️主な登場人物

天才ハッカー(是枝一希、zer0)
エンジェル投資家(坂井大輔)

 ベンチャー企業(ヘッジホッグ、ゲームビット、etc..)
 警視庁(捜査二課、サイバー犯罪対策課、サイバーテロ対策特別研究チーム)
 日本政府
 アメリカ、中国、ロシア

クラッカー(laughingcat、Valkyrja)
サイバーテロ組織

◾️ざっくりとした感想

・ITに関わる専門用語が多く勉強になる(コミックの巻末に用語解説があるのもうれしい)
・クラッカーと、PCを使って戦う天才ハッカーの成長物語
・プログラミングに興味がもてる

全巻のざっくり解説(※ネタバレあり)

1巻

 CODE 0: GOD AND MONSTER
  主人公2人の出会い
 CODE 1:ANALYZE THIS (#1-5)
 CODE2:THINGS TO COME (#1-3)
  ゲーム会社へのセキュリティ攻撃から守る(初仕事)

2巻

 CODE 3:TWO FOR THE ROAD (#1-5)
  ゴリラ君の先輩を助ける(パスワード解析)
 CODE 4:MACK THE KNIFE (#1-6) -続く-

3巻

 CODE 4:MACK THE KNIFE (#7-11) -続き-
  クラッカーlaughingcat(笑い猫)との出会い
 CODE 5:THE BUCKET LIST (#1-6)
  *****

4巻

 CODE 6:CONVERSATION PIECE (#1-11)
  警視庁からの依頼で、コンビニATMクラッキング事件の捜査

5巻

 CODE 7:GUESS WHO’S COMING TO DINNER (#1-11)
  大物政治家への不正献金事件(オンラインゲームを使ったマネーロンダリング)   Valkyrja(ヴァルキュリヤ)登場

6巻

 CODE 8:DEATH RACE (#1-8)
  自動車の遠隔操作事件(カーナビのクラッキング、カージャック)
 CODE 9:TRUANDS (#1-3) -続く-
  闇サイト(ダークネット)運営者を追う

7巻

 CODE 9:TRUANDS (#4-14) -続き-

8巻

 CODE 10:CLOUDBURST (#1-9)
  インサイダー容疑をかけられた坂井の無実を調査(アプリによる盗聴)
 CODE 11:WILD THING (#1-2) -続く-
  弁護士事務所への脅迫事件(不正アクセスによる顧客情報流出)

9巻

 CODE 11:WILD THING (#3-9) -続き-
 CODE 12:CLEAR AND PRESENT DANGER (#1-4) -続く-
  軍用ドローン(無人攻撃機)の暴走(クラッキング)
  蘇芳大臣登場

10巻

 CODE 12:CLEAR AND PRESENT DANGER (#5-10) -続き-
  laughingcatの正体
 CODE 13:WARGAMES (#1-5) -続く-
  国内複数ECサイトのシステムダウン(海外からのサイバーテロ)
  警視庁サイバーテロ対策特別研究チーム結成

11巻

 CODE 13:WARGAMES (#6-10) -続き-
 CODE 14:BASIC INSTINCT (#1-6) -続く-
  Valkyrjaの正体

12巻

 CODE 14:BASIC INSTINCT (#7-11) -続き-
 CODE 15:HOODLUM (#1-6) -続く-
  アメリカ極秘監視システムへのハッキング
  laughingcat、Valkyrjaとの共闘

13巻

 CODE 15:HOODLUM (#7-17) -続く-

14巻

 CODE 15:HOODLUM(#18-19) -続き-
 CODE 16:THE LONG GRAY LINE (#1-9) -続く-
  サミットを狙った国際武装組織によるテロ事件

15巻

 CODE 16:THE LONG GRAY LINE (#10-20) -続き-

16巻

 CODE 17:WITH HONORS (#1-9)
  人気若手女優のSNSアカウント乗っ取り・嫌がらせ(ストーカー)
 CODE 18:THE THIRD MAN (#1-2) -続く-
  仮想通貨・ブロックチェーン(ランサムウェア・身代金要求型ウイルス、フェイクニュース)

17巻

 CODE 18:THE THIRD MAN (#3-10) -続き-
 CODE 19:NEVER LOOK BACK (#1-3) -続く-
  最終章 サイバーテロ、サイバー戦争(盗聴監視システムの悪用、スマホアプリのマルウェア)

18巻

 CODE 19:NEVER LOOK BACK (#4-14) -続く-

19巻

 CODE 19:NEVER LOOK BACK (#15-24) -続き-
 最終話:GOODBYE AGAIN


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